1920年代の日本を舞台に、
実在する、戦闘機「ゼロ戦」の設計者、
堀越二郎をモデルにその半生を描く
アニメーション
やわらかな自然描写に
ノスタルジックな音楽が心に染みいり
変革を迎え大きく動く社会の中
まっすぐな登場人物の人間像が
ストレートに心に入りこんできます☆
どこか柔らかな機械や建物の描きかたは
変わらずで
雰囲気で描かれる自然描写
鮮やかにピントが合うような近接描写の対比は
観ているものをハッとさせます☆
少ない台詞で展開する
ぼくとつな主人公を中心としたドラマは
観客が
「感じる」時間を充分に残し
エンディングソングがかかる頃に
「どう感じましたか?」
と感性に訴えかけるような構成は
深い感慨を残す映画だと感じました☆