なんだか批判的な噂を、色々聞いていたけど、、。思ったのは、
映画って、一般論を描くためのものでもないし、正しさを描くためのものでもない。
主人公が思うことを描くもの。主人公がみた世界を描くもの。
見ていて思うことは色々あるけど、でも二郎はそれを自分の正義の中で選んだ。
映画の中では、正しいとか、間違いとか、そんなことは関係ないことだと思う。本来、そうあるべきだと思う。
芸術で、矛盾が表現出来なくなったら、受け止められなくなったら、もう終わりだと思う。
今の時代にそれをきちんと包み隠さず出すなんて。
素晴らしい映画だと思う。
ただ、気になったのは、今までのジブリの作品みたいに繰り返し見たいな。とはあまり思わない。それがすこし。