完全に大人向けのジブリ映画。
地震の描写の迫力は凄いし、効果音の拘りも凄い。
だけど観終わって菜穂子への同情、悲壮感みたいな悲しい想いしかほぼ残らなかった。
3.7の評価スコアはほぼ菜穂子への感情だ…
まっすぐなヒューマン&ラブストーリー
ここまで1人の人間に焦点を当てたのは珍しいのでは。
そして、もののけ姫にも通ずる「生きる」、「生きろ」、「生きねば」的な「生」に対するメッセージをいつもよりも…
人の夢、飛行機の美しさと人の死を天秤にかける。このジレンマに悩み戸惑うかと思ったが、意外にもすんなり、まっすぐ夢を追う主人公の姿は狂気的であった。
狂気的ならば死を受け入れられるかもしれない。それ…
このレビューはネタバレを含みます
菜穂子がひとりサナトリウムへ戻るシーンが切ない。
作中で何度か出てくる、飛行機は美しくも呪われた夢というフレーズ。監督の映画に向かう情熱と二郎の飛行機への愛を重ねて観ていました。
菜穂子が危篤状態に…
このレビューはネタバレを含みます
20240603 Netflix
幼少期の二郎さん
カプローニさんと夢で繋がっちゃうの可愛い
大人になってからも誠実で優しい二郎さん
軽井沢っぽいところで出会ったドイツ人のカストルプ、なんだった…
二郎と菜穂子の愛情が曇りなく澄んでいて心がぎゅっとなった。大事な人と眠るって真に無防備で美しい時間なのだなと。
菜穂子の絵を描くシーンはモネの「日傘をさす女」を彷彿とさせた。
関東大震災もあって…