このレビューはネタバレを含みます
高畑監督の遺作となってしまった義務教育クラシックの竹取物語のアニメ映画。
相変わらず宮崎駿とは違った写実。山里も宮中の綺麗な着物も。
すぐにさぬきのみやつこは地井武男だとわかる。若干暴走気味。
人の幸せは金銭的豊かさだけではないと言う現代人に対する警鐘か皮肉か。
金持ちのいいよってきた連中のどうしょうもないみのこなし。
作中最大ヘイトのネタキャラ帝。アゴがシャープすぎる。帝だからいじられたことや突っ込みが入ることがなかったのか。
無自覚とは恐ろしい。
時折見せるかぐや姫の凛とした表情は確かにそうだけど、全体的にジブリみは少なめ?