このレビューはネタバレを含みます
月からのお迎え、天女よりも仏画図像で描くとは思っていなかった。来迎図(とりわけ知恩院・国宝阿弥陀二十五菩薩来迎図のイメージがすぐに浮かんだ)や平等院の雲中供養菩薩(いろいろな楽器を持って演奏する仏像彫刻群の美しさ)からインスパイアされたのだろうか?
そして音楽!(アップテンポ雅楽←上々颱風っぽい)を奏でながら(サントラでのタイトル「天人の音楽」)まさにエレクトリカルパレード?の様相で降りてくる。ここでの姫を返すまじと警護を固めたものたちが眠ってしまうが如くに観客も茫然とさせてしまうすごさ。