公開終了ギリギリで映画館で見れて本当に本当によかった。去年公開で一番素晴らしい映画だったんじゃないかと思います。本当に素晴らしかった。
「生き方」「死に方」について「風立ちぬ」と「かぐや姫の物語」この二つが同時期に作られ、見れたことは本当によかったと思います。
圧倒的な生きることへのパワーがここまで絵から画から伝わってきた映画ははじめてで、ただただ感動しました。
しかし、「姫の犯した罪と罰」とはなんなのか？
これをずっと考えていると実はこれ、なかなか救いようのないお話なんじゃなかろうかと思う。
解釈はそれぞれだけど、僕はあの姫の帰り方は一種自殺に思えてならない。この世が嫌になって、月に焦がれるというのは自殺願望そのものだと思うし、地球に焦がれる姿は生きたいという願望そのものに見え、そのループを姫は繰り返しているのかなと。ラストの月の赤ちゃんもそんな感じで見てしまうのです。
次は幸せになれますように。
