サイクロプス

世界にひとつのプレイブックのサイクロプスのレビュー・感想・評価

4.0
前半の展開がトロくて、一回寝落ちしました
懲りずに再チャレンジしてみると、なかなかよい映画でしたね
第一印象では決まらない、というのがこの映画のキーワードです


ジェニファーローレンスに尽きるんじゃないでしょうか、この映画
ブスかわいい
けしてお世辞じゃなくて(郷ひろみ風に)

最初の「ブス」があってこその後半戦です
キャスティングでは、アンハサウェイとかレイチェルマクアダムスとかが候補にあがっていたそうです
それじゃダメでしょう
最初から可愛かったら、全然別の話になってしまう
そこにきてのジェニファーは、ものすごく意味のある演技をしてると思います

彼女は「アメリカンハッスル」でも同じ系統でハマっている
けれど、「パッセンジャー」みたいにお姫様って持ち上げられていると、ちょっと違うのでは?って感想になってしまう
ブスかわいさ、こそが彼女の真骨頂だと確信しています


(おまけ)
精神病院からの立ち直りというオブラートを除いてみると、割とありきたりな筋書きだということに後から気付きます
でも、そこまで観客を引き込んでいる時点で、監督と脚本の勝利でしょう