健全な肉体とその体を使った活動は心の病に効く…ということでよろしいでしょうか？
心の傷とか闇とかっていうより、完全にビョーキ。
主人公の男の思考回路は、重い失恋経験者の私には笑えない何かがありました(私はもう立ち直ってる)。とても渦中にいる方にはオススメできないし、元気になれないんじゃないかと思いますけど…(映画のふれこみは「元気になれる」だった)
全然わからなかったのが、ヒロインはなんであんなイカれた主人公を好きになったの？
最初に会った日に言ってたとおり、単純に見た目とか肉体的に惹かれるものがあったからでいいのかな…
ヒロインは言うならば「いい体」で、二人のダンスシーンはまんまセックスみたいな感じ。
いやらしい感じじゃなくて健康的な生命活動って感じの。
そういえば主人公はやたら体鍛えてたし、やっぱそういう主題なのかな。(前半わりと退屈だったので、鍛えてる理由を見逃したかも…)
ラストはあまりにも短絡的だなと思っちゃいました。だからこそ、苦しんでる人にはオススメできない。
あれほど奥さんに執着してたのに…まぁ、あんな不倫シーンを目の当たりにしたらねぇ。。主人公の心が壊れるのもムリはないと思う…(矢口真里を思い出してしまった…)
ヒロインの方も夫を突然失うの、気狂ってもおかしくないと思うよ。
体を鍛えたり、体を使うことに没頭するのもわからないでもない。
ちなみに、登場人物はほぼ全員どこかしら闇のある感じ。
主人公の父親が何気に一番ビョーキ。
