あいのべる

キャビンのあいのべるのネタバレレビュー・内容・結末

キャビン(2011年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

鑑賞日 2021/07/16

このキャビンという映画、どうやら単なるホラー映画というわけではなく、今までのホラー映画に対するメッセージを持ったメタ的な映画らしい。あまり多くのホラー作品を見たわけではないが、有名なシーンやキャラクターは知ってるだけあってかなり多くの点に気付かされた。特にCUBEやシャイニング、遊星からの物体X、キングコングなどがそうだ。つまりこの映画はパロディ、ブラックコメディ的な要素を持つみたいです。
一番感じたのは最後の巨大な手が出てくるシーン。既視感あるなあと感じたら、Mondoという映画ファンアート作品に登場する死霊のはらわたでした。これも後から死霊のはらわたも鑑賞して気付いたけど、この映画の殆どがそこからのアイデアでできているみたいですね。ホラー映画の金字塔なだけあって、この作品を主に踏襲したかったのではないか。

その点を知らずに評価した人にとって、又、知ってて評価した人にとってのポイントは分かれるものであろう。でも、個人的には理解できても残念ながらそこまでの刺激は得られなかった(笑)
元々SCP、クトゥルフ神話に関する創作が好きで、この映画に興味を惹かれたのが始まりであったものの、その辺は単なる一要素に過ぎなかったみたいだ。
余談だけれど、Detroitというゲーム作品のキャスト、ジェシー・ウィリアムズが出てきたときはびっくりした!彼って映画にも出ているんですね・・・。
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