レオ

キャビンのレオのレビュー・感想・評価

キャビン(2011年製作の映画)
3.7
5人の学生の男女が山小屋でのバカンスを楽しむ様子を謎の施設から監視する男たち。彼らは怪物や化学物質を操り、学生たちを恐怖の底へ叩き落とす。彼らの正体と目的とは?というストーリーの一風変わったホラー。

ホラー映画展開を作る側を写すことでメタフィクションの要素が大きくなっているエンタメホラー。また、施設に収容された元ネタアリアリの様々なクリーチャーたちも大きな見どころ。

ぱっと見で気づいたものだけでも、
本筋は死霊のはらわたっぽいし、
ヘルレイザー
IT
パージ
貞子
姦姦蛇螺
っぽいクリーチャーがいましたな。
レトロホラーの狼男、吸血コウモリ 、大蛇とかも印象深い。

一歩踏み込んだ読みをするならば、旧神=観客、組織の人間=映画を作るクリエイターたちってことになり、終盤の展開は往年の古き良きホラー映画、もしくはホラー映画全体の破壊と創造を表すものなのかもしれない。

■共通項目
脚本:☆☆☆☆
映像:☆☆☆☆
音楽:☆☆☆
役者:☆☆☆☆
キャラクター:☆☆☆☆☆
オリジナリティ:☆☆☆☆☆
個人的好き度:☆☆☆

■ジャンル項目(ホラー、SF)
ビックリ度:☆☆☆
ドキドキ度:☆☆☆
グロ度:☆☆☆
(恐怖度:30)
レオ

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