終始自分の母親と重ねてしんどくなった。現実的だった。気持ちがめっちゃわかる。動けなくなると、毎日が食事・排泄だけの繰り返し。おじいさんは一人でよく頑張ったと思う。歌を歌ってあげたり、昔話をしてあげる…
>>続きを読むパリで暮らす老夫婦ジョルジュ(ジャン=ルイ・トランティニャン)とアンヌ(エマニュエル・リヴァ)。二人は深い愛情で結ばれ、ピアノの弟子たちの活躍を見守る充実した老後を送っていた。あるときアンヌの身に発…
>>続きを読む食べない飲まないと死ぬよ、死にたいのか?と反語のように問う夫に、水を最後まで拒み続け、押し込まれた水を音を立てて吐き出す妻。おもわず頬を張る夫。徐々にうわごとしか言えなくなりつつあるなか、はっきりと…
>>続きを読む愛よりも絶望
淡々と、静かに状況が悪くなっていく
年老いても、一人の女性として魅力的なアンヌ
だからこそ、誰かに助けられながら生きていくには、
アンヌのプライドは高すぎたのかもしれない
二人とも「…
ハネケ最新作が、この作品とリンクしていたので、再鑑賞。
僕的にはこれはホラーだと思っている...主人公が追い詰められていって凶行に走る...もちろん奥さんの事を考えての面もあるとは思うけど、自分が…
ハネケ監督の最高傑作。
ハネケ監督が「愛」という普遍的なテーマをタイトルにすると、どうしてもその裏側に潜むテーマを推測したくなります。
妻の介護を余儀なくされた夫は、甲斐甲斐しく世話をします。そ…
老後を満喫する2人の老夫婦。その日常が妻の病気の発症によって暗転する。妻と交わした「入院させない。」という約束を守るため、自宅で介護を続ける夫。必死の夫を横目に、坂道を転がるように一気に衰え、死に向…
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