tanuusagi

愛してる、愛してないのtanuusagiのレビュー・感想・評価

愛してる、愛してない(2011年製作の映画)
3.5
もっとベタなものを想像して軽い気持ちで観たけど想像より素敵でした。
“見えなくて静かだけど激しく揺れてる”みたいな感情の描き方がすごく繊細で「男と女」を思い出しました。とても小説的です。(と思ったらおんなじ監督だった!)
ずっと静かで音の少ない映画だけど、電話してるシーンだけたくさんの声が交錯していて、このシーンが一番好きです。(ハジョンウが声だけ出演‼︎)

でもレイトオータムもそうだったけど、こういう映画観ると、んー、ヒョンビンそんなよくないな…って思わされます。不敵ツンデレでは輝くけど、憂いを称えた表情にはなんだか存在感がなくてぐっと来ないんですよね。
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