まりんごの木

愛してる、愛してないのまりんごの木のネタバレレビュー・内容・結末

愛してる、愛してない(2011年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

下北沢の小劇場みたいな、そんな雰囲気。

実は途中で寝落ちしたけど、巻き戻してまた観賞。
そこからは入り込めたし、むしろ楽しめた。

少しでも眠い状態で見たら何も面白く感じずに終わってしまうんだろうな。

セリフが少なく、表情や動きから心情を表すってすごいなと。間の使い方のこだわりがすごい。
いろいろ想像させられた。
セリフだけだと妻が浮気をして離婚するってだけなんだけど、それだけとは思えない。どう見ても夫のこと愛してるじゃんって思うし、夫の妻への愛情は本当に切ない。それを過大に表現せず抑えた演技で見せるから、余計胸が締め付けられた。

あー、ここで終わっちゃうんだ、この二人はどうなるのかな〜と最後もまた想像させられる終わり方。

視聴者に委ねる、正解を出さない、
謎を残す、いろんな解釈を許す、
映画らしい映画だなぁーと思った。