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汚れなき祈りのmnsのレビュー・感想・評価

汚れなき祈り(2012年製作の映画)
3.5
警察車両が足止めをくらう、急激に失速するラストシークエンス: 連携不足を積み重ね、そうこうしているうちに、隣車線のトラックがはねた泥水をかぶってしまうさまと、それまでに起きた一つの悲劇 : 厳格な(カルト的な)教会のあり方にのみその理由が押し付けられるのではなく、福祉・医療体制・もろもろのお役所仕事のガバさもその一端を握ってしまっていたこと、とが重なりあう。

スピ以上に、ルーマニア社会で機能不全になっている部分に焦点を当てた映画に思えた。
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