特定の神を信じない自分からすると,この作品は 実は幻想でしかない宗教と無垢な信者の滑稽さ、それが生んでしまった最悪の結果だけを描いたように当初は思えた。
しかし その宗教のおかげで心を平穏に保つこと…
長めかつ淡々としているので視聴難易度が高い映画
その分過程がかなり丁寧に描かれていて登場人物の考えがわかりやすい
修道院の中と外のギャップが大きくて、正しい行いが急に変わる恐ろしさを感じた
最後ら…
警察車両が足止めをくらう、急激に失速するラストシークエンス: 連携不足を積み重ね、そうこうしているうちに、隣車線のトラックがはねた泥水をかぶってしまうさまと、それまでに起きた一つの悲劇 : 厳格な(…
>>続きを読む誰が悪くて誰が悪くないのかを追求する映画は無数にあるが、全員がどこまでも救われない映画は珍しいのではないか。
旧友を頼って修道院にやってきた若い女。彼女はやがて異変を起こし、悪魔憑きだと言われるよう…
ヴォイキッツァは修道院で静謐な生活を送り信仰と共に心穏やかに暮らしていた。そこに孤児院で小さい時から一緒に暮らしていた親友アリーナが来たことにより、修道院での静かで穏やかな生活がかき乱されていく。ア…
>>続きを読む実際の事件がベースになっているけれど、現実とは思えない。
何はともあれ長い。
ヴォイキツァ、結構ズルいなあと思う…。
孤児院で育ったアリーナとヴォイキツァはお互い心の拠り所だったはずなのに、ヴォイ…
登場人物全員が、自分が信じたいことだけをただひたすらに信じている、そのことだけを描いて、グロテスクな絵画のような映画。
ラストで警官の質問にシスターたちが、口々に、先を競うように答えるシーンすごかっ…