70年代に一部で熱狂的な支持を集めたロドリゲスというシンガーの事をお勉強するドキュメンタリー映画。
アメリカでは全くの無名ミュージシャンが南アフリカでは国を動かす規模の一大ムーブメントを引き起こしていたなんて、こんな話が本当にあるもんなんですねぇ。表舞台から完全に姿を消してからその消息を追うジャーナリストや当時のライブに通っていたファンの証言集と実際にロドリゲスやその家族等へ行われたインタビューが大部分で、当時のライブシーンくらいしか映像的な見所は無いんだけど、シンプルに話が面白い。ロドリゲスのお金に対する無沈着っぷりが異次元過ぎてもはや偉人に見えてきた。
人生を二度生きた