これは、本当に久しぶりに
「いい映画観たなぁ」と
思った作品。
アメリカモータウンレコードから
たった数枚しか売れなかったミュージシャン、ロドリゲス。
場末のバーで自殺した、と
囁かれたりと、期待はされたが
売れないミュージシャン人生まま
のよう。
が、彼の音楽は地球の裏側、
南アフリカで、
ローリング•ストーンズや
ビートルズと
並ぶほど売れていた。
（ブートレグではあるけども）
アパルトヘイトの中、
みんなに希望を与えたのは
ロドリゲスの音楽。
彼の素性は謎のまま。
そしてそんなところで
自分がスーパースターだとも
知らずに、
彼は本国から消えてしまう。
それを知った
南アフリカの製作者が、
彼の軌跡を追う、
というストーリー。
素晴らしい編集は、
こんなにも人を感動させるのだ
と思いました。
音楽が本当にいい。
ディスクユニオンで
リイシューのレコード
探しました。
予備知識なしに観に行ったので、感動はんぱなし、
後半泣き通しでした。
この映画の
オフィシャルウェブサイトは、
映画を観る前に覗くのを
おすすめしません。
壮大なネタバレを含みます。
本当に、本当に素晴らしい映画。
ロドリゲス本人の渋さ、
かっこよさも最高にしびれます。
