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パラノーマン ブライス・ホローの謎のmuscleのレビュー・感想・評価

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せっかく脳みそを踏み潰すカットで始まっているのに、対話ゲームを繰り返すばかりで奇妙な展開に全然ならない。そんなことで改心する、悟られることの繰り返しなの!?って感じ。本当にこれを見れば見るほど『竜そば』の細田守がいかに対話可能性に賭けていないかが身に染みた。クソリプを送ってくる方こそ、何かを言うことで人が変わる可能性を信じているということ。しゃべればしゃべるほどチープになり、クソリプに近づいていくこと。主人公が間に合う!間に合わない!のサスペンス感が足りてない。「間に合う」とはそこにいるということ。3Dも本当に今かかってる?ってぐらい薄くてかなり残念。ただ終盤の地面から突き出してくる樹木、稲妻のエフェクトはやや3D甲斐があった。
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