ハーブ&ドロシーこと、ヴォーゲル夫妻が🇺🇸ナショナル・ギャラリーに寄贈したコレクションの後日譚です。
✨👨🎨🖼👩🎨✨
前作と同じく佐々木芽生さんが制作。
とっても素敵な記録映画になっています!
コレクションを散逸させたくないという当初の意図から
より多くの人々が鑑賞できるよう
分散して収蔵するという
有効活用への変換✨50館✖️50点✨
とても大変な選択だったそうですが、
お二人が同意されて実現の運びに。
単一館が小分けに展示するより
全米の50館がそれぞれ展示すれば
死蔵品もなくなり
美術館巡りも楽しめるという一石多鳥の企画です。
各館の活気とやる気をいやでも奮い立たせる、面白いアイデア&実行力に感心しました。
大富豪が気前よく散財した結果ではなく
お二人が限られた予算で、じっくり検討し、楽しみながら集めたコレクションなので、一点一点がとても大切!
お子さんのないご夫妻が、我が子のように愛した作品たちです。
👩💼図書館に勤めるドロシーのお給料は生活費に、
👨💼郵便局で働くハーブのお給料で美術品を購入する。
👩❤️👨二人の取り決めはキチンと守られて、オフタイムは個展や美術館巡り。
作家との交流も楽しい時間。
二人にとって何が重要か?
賢明な選択を続けられた夫妻の歩みは
多くの人にヒントを与えてくれそうです。
〝仲良きことは美しき哉”を体現したような素敵なカップル。
価値観や考え方を、上手く擦り合わせて、寄り添い続けた秘訣は???
相性も良かったんでしょうけれど、なによりお互いを尊重する誠実さがあったからだと思います。✨🌹✨
周りから色んなことを言われた時期もあったでしょう。意見が異なることだってあったはず。
そのつど微調整して、納得できる方向へ進んだ結果が、美術界への大きなプレゼント🎁に繋がったんですね。
本当に素晴らしい!
二人の集めた貴重な美術品は、永く人々を楽しませてくれることでしょう。
同時に彼らの軌跡もまた、同じように皆を力づけてくれますね💕
現代美術、特にコンセプチュアルアートやミニマルアートはワタクシよくわからないのですが、彼らの物語は大好き!!!✨🥰✨
✨✨🌹✨🌹✨✨✨✨✨✨✨✨
終幕近く、アパートの壁が現れ、ハーブが描いたドロシーの絵だけが掛けられているのを見たら、どっと涙があふれてしまいました。
時の流れは残酷ですね…🥲
各館で開催されている子供達のためのワークショップ風景。
大きく目をみはってヴォーゲル・コレクションを眺める姿は、彼らの孫達のようでした。
この素晴らしい記録を届けてくれた監督&協力の皆さんにも感謝を……!✨🌹✨