映画の中に舞台があるかのような演出の仕方で、それはすごい素敵だった。きれいだし、華やかだし、映像としては楽しめた。
不倫して破滅するアンナカレーニナの話。
展開はやっぱり速く、「あれれれ?もうそう…
原作にある「幸福な家庭はどれも似たものだが、不幸な家庭はいずれもそれぞれに不幸なものである」はあまりにも有名で、エピグラフに使用される文句でよくみかける。
けれど、新潮文庫の2巻あたりで挫折した作品…
舞台のようで舞台でない、舞台装置込みの演出!
バレエのように軽やかに舞うエキストラたち。
『ドッグヴィル』くらい斬新で試験的な素晴らしい演出。
描き割りだったり、舞台から雪原が現れたり、なんて素敵な…