園子温監督作品を久しぶりに鑑賞。バカらしいけど面白かった。
“全力歯ぎしりレッツゴー♪ギリギリ歯ぎしりレッツフライ♪”
僕はガチガチの任侠・ヤクザ映画が好きなので、この映画の前半部分、超くだらなくて断念しそうになった。
武藤組長の妻（友近）が無敵で、カチコミに来たヤクザ達を惨殺するシーン、大量の血飛沫などなど・・・全体的にタランティーノっぽい。
服役を終えた友近が釈放されるまでの１０日間で、彼女の夢であった娘のミツコを主役にした映画を撮ることになった武藤組と敵対する池上組のドタバタ映画。しかし、敵対する「北川会・池上組」の事務所、誰でも普通に入れちゃうなんてセキュリティ甘すぎだろう！
とにかく１時間過ぎたあたりからだんだん面白くなってくる。
映画バカの長谷川博己と武藤組長の娘・二階堂ふみがいい演技してる。コカインが効いているとは言え右手を落とされ、頭が真っ二つになっちゃう星野源は可哀想・・・
で、結局映画は完成したのかが知りたかった。
