このレビューはネタバレを含みます
冒頭の過去パートの間は、正直置いてけぼりをされている気持ちにはなったけども
過去編を土台にふまえて現代編になってからの登場人物たちのからみも物語進行のテンポもどんどん面白くなっていく
そんな中何より加速度的に増していくのは
狂気
バイオレンスな狂気もそうなのだが
何より登場人物の狂気的な願望、欲望が入り乱れているところ
そんな狂気丸出しなのにどの人物も愛嬌や人間味があってどこか平和的なやりとりをしているところ
そこをふまえてのクライマックスと結末
頭おかしい
いい意味で
ただねぇ
少し大げさなバイオレンスクライマックスはまぁ味としていいと思うのだが
個人的に星野源のラストシーンは
ちょっとやりすぎというか
昨今の星野源のコント力もあいまってというところかな…
ややネタバレくさくなったかな
でも面白い。
バイオレンスありで狂気耐性ある方には観ていただきたいかも
明るく前のめりな狂気