＜あらすじ＞
卓球女子のアジア大会で中国の壁を破れず銀メダルに終わった韓国。
1991年に千葉県で開催された世界卓球選手権に向け、韓国と北朝鮮は史上初めて統一チーム「コリア」を結成する。
練習の仕方や生活の違いからぶつかり始める両国の選手だが、次第に打ち解け合い、優勝に向けて団結していく。
＜感想＞
実話を基にした映画。
これは心から感動できる作品。
価値観の全く異なる韓国選手と北朝鮮選手が、スポーツを通じてお互いの絆を深めていく。
誰だって、同じ目標を持つことで分かり合えることが出来るんですよね。
卓球🏓のシーンも面白いですが、何よりも韓国と北朝鮮の選手たちの友情を見れることがこの映画の醍醐味だと思います。
プ二とジョンファの最後の別れのシーンは号泣必至。
「こんな時なんて言えばいい？電話する？それとも手紙を書く？無理なのに・・・」
「元気でいて、でしょ。それで十分」
別れたらもうお互いに連絡を取り合う事も出来ない。そのあまりの切なさに胸が締め付けられました。
～実際に別れた彼女たちは1993年以降再会の機会にいまだ恵まれないでいる～
このナレーションのメッセージが出た時に、南北の和解はまだ出来ていないという現実を突きつけられました。。
