itokichi

ペタル ダンスのitokichiのネタバレレビュー・内容・結末

ペタル ダンス(2012年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

自分自身が風に乗ってたのかもしれないのに、誰もが風に乗ってるのに。
存在は見えないけど、何かを介して見えるもの。

3人がカモメのように風に乗ってる姿に祈るシーンがグッときた。
さようならば、太い幹になりたい、風の形をした木、風に乗る、願う、祈る、目の前の名詞を100個書いて絵を描いてみる、かもめをかざす、

ある出来事に対して相手はどう思っていたか?と、自分はどう思ったかは全く違うのに、なぜか同じことのように言ったりはぐらかしてしまうことが日常には幾つもあるなと。ただただ素朴に自分があなたに生きていて、笑っていてほしいっていう気持ちをストレートに伝えることって、身勝手でエゴかもしれないけど、それでもそう思えることは貴重で、重くてなんかこそばゆくて、素敵なことだというメッセージだと受け取った。

迷惑かも、受け入れてくれないかもと消極的で宮崎あおいみたいな行動ができない身としては、結構くるものがあった
itokichi

itokichi