Kei

中学生円山のKeiのレビュー・感想・評価

中学生円山(2013年製作の映画)
4.2
クドカン代表作あまちゃんと同時期に制作されたぶっ飛んだ映画で”中二”の妄想と現実の青春を行きかい、クドカンの頭の中を具現化してます。

全中学生男子が夢見る「自分のチ⚪︎コを自分で舐めたい」を実現するために日々「自主トレ」する中学生円山の住む団地に謎のシングルファザーの下井が現れてから円山の妄想が現実になっていく・・

徘徊する痴呆老人(エンケン!)が突然ギターとシャウトで大暴れしたり(←このくだりは最高にカッコいい)、韓流ドラマ好きの円山の母(坂井真紀)の前に電気工事士の韓流スター(ヤン・イクチュン)が現れ、彼に会うために家電製品を次々壊したり…(←このくだりは最高に笑えます)などなどバカエピソード満載。

しかしクドカン作品なのでバカだけでは終わらず、家族の絆を果物ヒーローモノで茶化してやったり、謎の男下井との出会いにより成長していく中学生円山は事件後も「自主トレ」に励んだり、作風は真逆だけどよーく見るとあまちゃんと同じ事をやってます。

こんなオモロいのに配信されていないのは何故か…
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