再鑑賞による再レビュー。
第17弾はイージス艦!
国家機密であるイージス艦の艦内イベントの真っ只中に国際問題が起きる、という今考えるとヒヤヒヤもののストーリー。
一応スパイとして忍び込む国はあの国、というオブラートで、周辺の国への配慮はされている笑
自衛隊全面協力なのだが、いかんせん艦内でコナンがセキュリティもへったくれもなく動き回る。トイレという名目で笑
自衛隊はそれで良いのかと思うが、そうしないと話が発展しないので仕方がないと言われればそれまでか笑
スパイ顔負けの情報収集をするコナン。携帯は取り上げられるので時計に備え付けられた衛星電話でやりとりする。
国防上の問題でもあるし一番あかんコナンだ笑
漂流する船を敵船と誤認し臨戦態勢に入るシーンは、一般人ならまずそうなった段階で締め出されるのだが、デモンストレーションと言い切る胆力がすごい。
コナンなどわかる人からしたら、目の前で戦争状態になるかもしれないところだったのですげえ話である笑
船内に忍び込んだスパイとほぼ同時に起きた殺人事件、それらを複雑に交差させたミステリはシリーズの中では政治的な話も絡むため難しめ。
艦内だけでなく、本土で服部なども絡むし。
スパイの声を黒田崇矢が演じているが劇中2度ダメージを受けて呻き声を上げるシーンはそれぞれ蘭とコナンからのためやられ方の割に声がガチな感じで、フフッと笑ってしまった
ラストはベイカー街の亡霊以来、コナンが諦めるくらいの境地になる。
一人海にほっぽり出されたら…絶望しかない。海という存在がいかにデカい存在が思い知らされる。
しかし拍子抜けするようなオチで、そんな感じ?と思ったけどうまいこと終わったからホッとする方が強かった。