にゃん

清須会議のにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

清須会議(2013年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

皆風貌がしっかり当時の化粧の仕方を再現しているようでびっくりした。うつけの次男がまさか妻夫木聡だったとは(携帯の画面でみたので分からなかっただけかも知れないが)。

ストーリーもさすが三谷監督といった感じで、中身に意味がありつつもしっかりコメディ調であり面白い。羽柴を大泉洋がやってるのがぴったりだった。
天海祐希を暗殺の為の忍びに起用したのも贅沢すぎる使い方。
松姫(剛力彩芽)が実は川が嫌いなのに、自分の子供を後継にするためにあえて旗取り大会の日に川が好きなフリをして遊びに出かけ、その帰り道に通る者にスカウトさせる魂胆でいたと最後に分かった時、女の恐ろしさを感じたし、松姫の思い通りになったことで本当に掌の上で皆を転がしていたのは松姫だったのかと驚いた。

ストーリー↓
勝家vs羽柴のどっちの推しが後継者となるか。純粋に織田家のことを思って信孝を推すが、羽柴はのちに自分が天下を取るために操りやすい信雄を推す。最終的には信長の実の孫でありまだ幼児である者を継がすことになるが、それも羽柴が子供をおもちゃで釣り付き人の座を獲得したのだった。
羽柴はあくまでも自分はあやし役だと周りに言ってはいたが、天下人になるために着々とステップを踏んでいるのであった。
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