ゴン吉

清須会議のゴン吉のレビュー・感想・評価

清須会議(2013年製作の映画)
4.2
本能寺の変により命を落とした織田信長の後継者を決める清須会議を描いた戦国歴史ヒューマンドラマ。
三谷幸喜監督が自身の小説を原作として脚本を担当するとともにメガホンを取った作品。
役所広司と大泉洋、小日向文世、佐藤浩市らが共演。

天正10年(1582年)、本能寺の変で織田信長が殺され、織田家筆頭家老の柴田勝家(役所広司)は信長の三男で真面目な信孝を、羽柴秀吉(大泉洋)は大うつけの次男・信雄をそれぞれ後継者に推薦する。
一方で、勝家と秀吉はともに信長の妹であるお市に好意を寄せていたが、お市は夫と息子を殺した秀吉を嫌っており、柴田勝家を応援する。
そしてついに後継者を決める清須会議が開かれるが.....

本来であれば堅苦しい武将たちの会議の駆け引きをユーモアを交えて楽しく描いています。
史実では堅物で不器用とされている柴田勝家を役所広司さんがコミカルに好演しており、共演の役者さん達も豪華で、皆さん個性ある役柄を上手く演じています。
男たちの駆け引きの陰で繰り広げられる女性たちの思惑も見どころです。
三谷監督の「ステキな金縛り」で馴染み深い”更科六兵衛”の登場は、三谷ファンにとっては嬉しいサービスです!

「祝言いつ頃にしようか?」

2022.4 BSフジで鑑賞
2020.4
ゴン吉

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