初鑑賞です。
原作未読です。
好きなところもありますが、全体的にはモヤモヤしました。
①良かったところ
・岡田准一さん
目つきが鋭くて、凄みがありました。
「この人は絶対に頼りになる!」という説得力がありました。
また、アクションも良かったです。
途中までは銃撃戦がメインだったので、モヤモヤしていました。
「せっかく岡田さんがキャスティングされているのに、近接戦闘は観られないのかな・・・」と諦めかけていました。
が、ちゃんとありました。
身のこなしが素晴らしかったです。
あと、あの場面で堂上教官に刃物で突撃してくる敵も印象的でした。
それまで銃火器での戦闘がメインだったので、「せっかく岡田さんをキャスティングしたのだから、近接戦闘も入れたい!」という映画の都合なのかなと思いました。
ちょっと面白かったです。
・栗山千明さん
凛としていました。
華があって良かったです。
・手塚くん
変なタイミングで告白するのがツボでした。
何を考えているのか分かりづらく、福士蒼汰さんが演じていても少し気持ち悪かったです。
そこが好きです。
・問題提起自体には興味をもちました
事件が起きた場合、被疑者・被告人・少年が触れていた表現に注目が集まる。
表現物だけに問題の根元を集約させる軽率さ。
そういった問題提起自体は良かったです。
ただ、構築された世界観には乗れなかったです。
②気になったところ
・メディア良化法と図書館法との関係性
よく分からなかったです。
どちらも公的機関なのが個人的には飲み込みづらかったです。
制度全体のまとまりが感じられなかったです。
「混乱が生じるだけでは?」と思っていたら、実際戦闘になるわけで。
図書隊が民間組織としてメディア良化法に反発しているという設定であれば分かるのですが。
恋愛要素の多い映画でしたが、私はもっと世界観の説明・描写をしてほしかったです。
・笠原さん
笠原さんは「何だかんだで頼りになる」という設定のキャラクターなのかなと思いました。
ただ、映画を観ていて芯の強さを感じなかったです。
「いざというときは戦力になる人物」とは思えませんでした。
・王子様のエピソード
大切なエピソードなのは分かります。
ただ、何度も言及されるのは乗れませんでした。
しつこかったです。
・身長差が物足りない
本作を観る前、岡田准一さんは小柄で、榮倉奈々さんは背が高いと思っていました。
が、いざ2人が並ぶと、そこまで身長差があるようには見えなかったです。
劇中で何度か「堂上さんの背が低い」と言われていましたが、何度も言及される程かなと思いました。
・ヘルメットのゴーグル
戦闘シーンなんですけど、堂上さんたちがゴーグルを装着しないのが気になりました。
もし装着したら役者さんたちの区別がつきにくくなるのは分かりつつ、「砂埃とか気にしないのかな?」と思ってしまいました。
最初からゴーグルの付いていないヘルメットであれば、何も思わなかったのですが。
③まとめ
気になったところもありますが、好きなところもあります。
観て良かったです🙇♂️