シャークウィザード

ヘンゼル&グレーテルのシャークウィザードのネタバレレビュー・内容・結末

ヘンゼル&グレーテル(2013年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

起承転結がしっかりしているストーリーに、清々しさと派手さのあるバトル。
空いた時間で何となく見た映画ですが、面白かったです。

親に森に置き去りにされたヘンゼルとグレーテルの兄弟はお菓子の家を見つける。そこに住む魔女によって殺されかける二人は不意を突いて反撃。なぜか魔法が効かないグレーテルらによって燃え滾る火の中にぶち込まれる魔女。
その後二人は成長し、魔女ハンターとして名を馳せるようになるというのがプロローグで凄く分かりやすいし物語に入り込み易くなる。

ある村を訪れたヘンゼルとグレーテル。そこで魔女の疑いをかけられた女性を助ける。村では近くに住む魔女の活動が活発化。次々と子供が連れ去られる事件が発生。
二人のファンで魔女ハンターに憧れる青年も加えて調査に乗り出す。
だが魔女からの伝言として見せしめが死に、魔女が村を襲う。
二人は銃火器やボウガンで戦う。中々アクションがカッコよくて派手。
魔女の目的は火を克服する事。
トロールのエドワードが魔女の言う事を聞くという設定も、後半明らかになる秘密と関係しているのが分かる。
明らかになる母の秘密と真実。魔女裁判ってこんな残酷なんだな…。
白の魔女と協力して、敵地に乗り込む準備するの盛り上がる。ヘンゼルが最初に清めるものとして出した武器の山にワクワクした。
魔女というか、異形のモンスター軍団。これならいくら倒しても罪悪感がなく、むしろすっきりする。
駆けつけたヘンゼル、そして機銃掃射でガンガン魔女を倒していくのはテンション上がった。
グレーテルの左右に開くボウガンが好き。
ワイヤートラップのスピード感が良き。
ナイスな狙撃。
最終決戦が二人の因縁の地であるお菓子の家というのも良い展開。
CGを使ったファンタジーな戦いではなく、血もバンバン出る肉弾戦だがむしろ今作にはぴったり。
新たな仲間も2人加わり、魔女ハンターの戦いはまだまだ続くぞという終わり方も割と好き。