てれ

ライジング・ドラゴンのてれのレビュー・感想・評価

ライジング・ドラゴン(2012年製作の映画)
3.8
アジアの鷹シリーズ最終章!
21年間の時を経てアジアの鷹が帰ってきたわけで、前2作のオマージュが色々あって嬉しかった。懐中電灯口に咥えるし、お嬢のマシンガン炸裂シーンなんて飛鷹計劃そのものやん。JCに改名したり奥さんと結婚していたりする設定がリアルに時の流れを感じる。でも相変わらず雇われトレジャーハンターで命知らず。ジャッキーこれ還暦手前なんだよね? 40代にしか見えないんだが……(震え)

龍兄虎弟と飛鷹計劃では旅のお供はいたものの、先導はいつもアジアの鷹だった。けれど十二生肖はみんなでワイワイしながらお宝GETだぜ~☆みたいなチームワーク意識が強調されてて、なんかファミリー向けっぽい感じ。でも、文化遺産みんなのもの!自国に返すべき!とか説教くさいのは意外と周りの方で、アジアの鷹は宝探し楽しぃ☆マネーLOVE♡の精神で相変わらずだった。それでいい。それでいてくれ。アジアの鷹の飄々としたそういうキャラが好きだから。
茂みの迷路は不思議の国のアリスちゃんみたいだし犬の真似ちょっと可愛い。わんわん! アクションは後半からが面白かった。女性陣のバトルもあって超アガる。あと海賊の中にロー・ワイコンいたの気づいた! (笑) ココがちょっとマギー・チャンに似てる気もした。

シリーズ作コンプリートした感想としては、飛鷹計劃がいちばん好きかな。でもこの映画のラストシーンは本当に良いな~と思う。ほっこりした。
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