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ライジング・ドラゴンの福福吉吉のレビュー・感想・評価

ライジング・ドラゴン(2012年製作の映画)
3.5
🐉 Jackie Chan-ISM Vol.064 🐉

ライジング・ドラゴン

◆あらすじ◆
凄腕のトレジャーハンターのJC(ジャッキー・チェン)に中国清朝から世界に散らばった宝物である十二支像の回収が依頼される。JCは情報収集中、各国の奪われた宝物を元の国に返す運動をしているココ(ヤオ・シントン)と知り合う。やがてココもJCの仲間と疑われ、JCに宝物を奪う計画に巻き込まれる。

◆感想◆
ジャッキー・チェンの製作年の年齢:59歳

ストーリーがコメディの部分とアクションの部分で構成されていて、緩急が上手くついていて飽きることなく最後まで観ることができました。一応、本作は「サンダーアーム/龍兄虎弟」「プロジェクト・イーグル」に続く「アジアの鷹」のシリーズですが、本作だけで楽しめるようになっています。

主人公のJCは単独で行動するのでなく、若いトレジャーハンターたちとチームを組んで動いており、チームのメンバーの個性と相まってドラマやアクションが繰り広げられるようになっています。もちろん、ジャッキー・チェン単独のアクションも豊富で、素早さは見劣りするものの身体をはったコミカルなアクションは健在でした。

そして、トレジャーハンターのチームに身体能力は普通のココやキャサリンが足を引っ張る役割で加わることで、アクションの進行にアクシデント要素を入れてストーリー展開に面白さを加味していました。これはプロジェクト・イーグルと同じような展開だなあと懐かしく感じました。

現代的な科学技術を用いた宝探しの物語ですが、ジャッキー・チェンの作品らしいアクションとコミカルさを融合させた作品となっています。
なかなか面白い作品でした。

鑑賞日:2023年6月5日
鑑賞方法:BS松竹東急
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