夏色ジーン

ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮の夏色ジーンのレビュー・感想・評価

3.8
感想川柳「ゲスなこと やらなきゃもっと 良かったな」

マッツ・ミケルセン巡りでたどり着きました。φ(..)ネットフリックスにて。

18世紀後半。デンマーク王のもとに嫁いできた、美しき英国王女カロリーネ。王との結婚生活に胸躍らせたが、無礼な振る舞いを繰り返す夫に失望し始める。一方、ドイツで働く医者のヨハンは、精神不安定な王と共にデンマークに帰国し、カロリーネと出会う。やがて二人は徐々に距離を縮め、ある仮面舞踏会の夜に一線を越えてしまい…というお話。


マッツ・ミケルセンの哀愁とエロスが炸裂してますな。(。-∀-)ヒロインもアリシア・ヴィキャンデルだから堪らない( ̄ー ̄)

どうやらデンマークでは有名な王室のスキャンダルらしく、史実をドラマチックに脚色した作品みたいです。(゜ロ゜;

ただのゲスなストーリーではなく、パープリンな国王の陰でマッツ演じるストルーエンセが貴族の圧政から解放して糞尿だらけの街の清掃、拷問の禁止、孤児院の設立など、当時のヨーロッパでは先進的な改革を行ったというサイドストーリーもあります。m(。_。)m自分的にはこっちの方が興味津々でした。

せっかくヨーロッパで改革的な政策を打ち出したのに、自分勝手な貴族の暗躍でまた中世に逆戻りという愚かさ((((;゜Д゜)))我が物顔で国政を行う貴族を見てると、今の日本とそんなに変わらないなと思ってしまいます。(。´Д⊂)貴族年金を削るとか提案するとブーブー言うとことか。

2時間越えの作品ですけど、そこまで長くは感じませんでした。(゜Д゜)