ヘアバンド侍

クロニクルのヘアバンド侍のレビュー・感想・評価

クロニクル(2012年製作の映画)
3.6
この映画の後味は切ない。

前半は超能力を偶然手に入れた三人の青年のイタズラ。笑
超能力を手に入れたらこんなんしたい!みたいなんを存分にやってます。笑

でも、仲良くなった女の子からの酷い振られ方そして学校でのいじめ、さらには父親の虐待や母親の死を経てアンドリューの考え方は歪んでいってしまう。
彼の超能力の使い方はアメコミのスーパーヒーローの様に決して格好良さを感じるものではない。そういったアンドリューの心からの叫びと共に発せられる超能力は様々な負の感情を含んでいた気がした。
観た後に考えさせられる映画でした。