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黒執事のqpのレビュー・感想・評価

黒執事(2013年製作の映画)
4.0
 悪魔でありながら完璧な執事として清玄に仕えるセバスチャンは主人とともにミイラになって遺体が発見される不審な事件の解明に挑みますが、という話です。

 原作未読で観ました。独特の世界観なので、飲み込むのに時間がかかりました。私はこの世界観に納得できるかが本作を楽しめる鍵だと思いました。大量殺人、黒幕判明の部分から面白かったです。

 序盤から黒執事最強です。ただ、銃で撃ちまくるわけではなく、ナイフでのアクションも興味深いですが、ここまで強いと気持ち悪いです。

 セバスチャン以外の悪魔が出てくることを期待していましたが、事件の黒幕は私の想像とは違いました。ストーリーは細かい部分も含めて後半にきちんと繋がっているなと感じました。

 配役が面白かったです。剛力の男のふり役、水嶋ヒロの得体のしれないキャラはありだと私は思いました。優香もとうとうおばさん役か~と序盤は感じてしまいましたが、話の内容が分かってから、完全な“おばさん”役ではないと理解し、納得しました。
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