主演が剛力彩芽(a.k.a めごっち)に、
水嶋ヒロ(a.k.a KAGEROU)と、非常にそそるお二方。
前評判はなんとなく聞いていた。
原作ファンからの手厳しい意見。
そんなの原作読んでない自分には関係ない。
思う存分やってくれ、めごっち。
下げに下げたハードルとは裏腹に高まる期待感。
めごらーとしては祈りにも近い心境で再生ボタンをオン。
冒頭のアクションシーンを観た感想は…
イケるやん!
下げに下げたハードルのせいか、軽々越えてきた。
KAGEROUの動きも悪くない。めごっちもジェンダーレスな役柄にハマってる。ツンデレなボクっ子も似合ってる。
アクションシーンも期待の100倍イケてる!
特に中盤のドジっ子メイド役の山本美月の超絶ガンアクションはサイコー!
これは当たりなのか⁈
だが途中で気付いてしまった。
「この映画、アクションシーン以外はまるで面白くない」と…
物語中盤からの失速がハンパない。
後半になればなるほどとにかく退屈になっていき、どんどんつまらなくなっていく。
さらに謎なのが優香のシーンがいちいち長い!
監督が優香のファンとしか思えない程、じっくりねっとり撮りまくる。
この辺から時間の流れが完全におかしくなる。
ダラダラといつまで経っても終わらない、クライマックス感の全くないクライマックスシーン。
こっちは話しの予想は大体ついてるんだ!
そしてその通りに進んでいるはずなのに、テンポが悪過ぎて全く終わる気配が見えてこない。
いったいいつこの映画は終わるのか⁈
本当に終わりはあるのか⁈
もしや知らぬ間にゴールドエクスペリエンスレクイエムが発動し、このまま永遠にクライマックスし続けるのか⁈
スタンド攻撃を疑うほどの永遠…
そして正気を失いかけた頃についに待ちかねたラストシーンが…!
続編やる気まんまんのエンディング…
やはり終わりなど無いのだ…
(2017年1月現在 続編の発表は無い)