アメリカで実際に起きた事件を元に描かれる、人身売買をテーマにした話。
韓国系アメリカ人のヒョンジェはバーで若い男にナンパされ、そのまま何者かに拉致され、都会から遠く離れた荒野の真ん中にある売春組織に連れて来られる。そこには同じような十代の女の子が沢山監禁され、客をとらされていた。ヒョンジェは、頭を使い逃亡のチャンスを虎視眈々と狙う。
暴力や直接的な売春などは、映像になくて、スリルとかも無いので、やや物足りなく、こう言う事がありました的な映画で不完全燃焼でした。
ネタバレ↓
ボーブリッジス扮する悪徳警官も組織の男達も案外簡単にやられてしまう。もっと早くに逃亡出来たんじゃ？と思ってしまった。
ヒョンジェが最初に連れて来られた時に医療器具が映し出され『ん？、臓器売買もあり？』と一瞬思ったが、違いました。この勘違いが、私のピークだった。
社会派ドラマにしたいのか？スリラーにしたいのか？どっちつかずで、残念な仕上がりに…。せっかくの実話を元にが台無し。
