ゆん

ジュラシック・シャークのゆんのレビュー・感想・評価

ジュラシック・シャーク(2012年製作の映画)
5.0
これまで観てきたサメネタシリーズではぶっちぎり。おそらくこれを超えるサメクソ映画は出てこないのではなかろうか。
そこらの中高生が適当に作った自主制作映画でもここまで酷くはない。もう観る人間をイライラさせる目的で作ったとしか思えない。最高。

謎のタイミングでオープニング突入、そして長い。はやくもここでDVDを取り出し叩き割りたくなる衝動に駆られるがレンタル品なのでぐっと我慢。レンタルで良かった。しかし長い。
基本、サメ出てこない。
まぁたまに出てくる。申し訳程度に出てくる。一応サメ映画だから。
出てきたと思ったらCG。否、CGと呼ぶにはあまりにもチープ。ファミコンクオリティ。他の映像と馴染ませようなんて考えは微塵もない。違和感上等。それでいてコピペ連発。超クール。
登場人物の会話、噛み合ってない。繋がりがない。まるで別の星の言葉のようだ。理解が追いつかない。やがて理解しようとするのを諦める。テレビのボリューム、ゼロでオーケー。
映像、全く内容がない。どうせ常人には理解できない。真剣に観るな、真剣に観ると死ぬ。
ふと気づくといつの間にか終わってる。助かった。そしてエンドロール、長い、死ぬほど長い、はやく解放してくれ。DVDプレーヤーかテレビが壊れたのかと思った。それくらい長い。またまたそんな大袈裟なって思うだろうけどそれくらい長い。ハンパじゃない。観れば分かる。観ろ。
吹き替えがまた超絶クソ。クソ・オブ・クソ。すごい、こんなの初めて。是非吹き替えで見て欲しい。
今日まで「時間の無駄」という言葉を軽々しく使ってきた自分が恥ずかしい。そう、この日本語はこの映画の為にあったのだ。

「ジュラシックシャーク」

皆さんにも同じ苦しみを味わって欲しい。絶対に観てくれ。頼む。
ゆん

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