「本陣殺人事件」
冒頭、和を重んじる歌と水車の水飛沫。鈴ちゃんの死、回想へ。五月に雪、日本刀、婚礼、大名方が泊まる宿、慣例、鴛鴦の歌、花嫁、お琴。そして床盃…本作は高林陽一が横溝正史原作を映画…
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常に嫌な予感はするが、爆発というか盛り上がりに乏しい。
最初の結婚式シーンが暇な上に長かったので、だいぶ心離れた。
結局スズちゃんの死は、本作の冒頭とラストを飾る意味があったのか?作中でもあんまり…
高林監督のセンスが好きだ。日本の伝統的なものの映像が多いのにかなり唯一の雰囲気を放す。内容についてかなり普通のミステリー物語で、田舎の上品な家族に殺人事件が起こって、警察と私立探偵が謎を解く。解決も…
>>続きを読む思った以上にあっさりサッパリした映画。トリックをあばくのもかなりあっさり。それぞれの人物像もそこまでどろっとしたもののない感じ。でもそれはわたしが石坂版金田一に慣れすぎているからだと思う。横溝モノは…
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1977年毎日放送・映像京都製作。原作は1946年(昭和21)『宝石』に連載、底本は1973年の角川文庫版。「山陽道に臨む旧本陣、雪に囲まれた離れから、足跡一つ残さず消えた犯人。三本指の男が疑われる…
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自宅(CS放送)にて鑑賞。時代設定を製作当時の'70年代に置き換え、原作者横溝正史も気に入ったと云う中尾彬による“金田一耕助”物。旧家の陰湿で不気味な雰囲気が出ており、オープニン…
金田一耕助、初めての事件。
シリーズ第一作目である「本陣殺人事件」、ちらと話には出るものの1992年の映像化を最後に一向にお目にかかれないものだから借りますよ。舞台を現代に置き換えた中尾彬のジーパン…
最近またソフト化されたのを知り、昔から好きなので、配信レンタルしました
改めて観ると、1番映画化しやすい長さとヴィジュアルの横溝作品。市川崑さん金田一と違い、原作とほぼ一緒でしたね
原作も何度も読ん…
売れないフォークシンガーみたいないでたちの中尾版金田一。密室殺人を描く話自体は面白いけれども、いささか作りが雑な気もしなくはない。とは言え、おかっぱ不思議少女が可愛かったので良しとする。後の金閣寺、…
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