市川崑✕石坂浩二以前の金田一モノ。金田一耕助はヒッピー風な中尾彬。ATG製作で時代背景を現代にしながらも、高林陽一の演出と、西岡善信・森田富士郎ら大映京都のスタッフ陣の手腕よって横溝的な空気を上手く…
>>続きを読む固太りの金田一耕介ってのはどうなんだい。
金田一というと石坂へーちゃんの金田一が有名すぎるし、ある意味あれは「スタンダード」だと思っているから太ったヒッピー然した金田一に椅子から転げ落ちると思った…
このレビューはネタバレを含みます
よくもまぁこんなピタゴラスイッチみたいな自殺装置を考えたもんだと、初回に見たときからずーっと思っている。
本には図解が載ってはいるけど、よくぞこれやったよねって感じ。
プライド高くて融通が利かない…
中尾彬が中尾彬過ぎて金田一耕助を追い抜いてしまっているっていう所のみ。
他は割と全部良い。
謎解きのカタルシスを担保しつつ、横溝正史ミステリーにありがちな相関関係の煩雑さが無いのがポイント高いし…
原作小説は未読です。
35年前の映画ですが、あまり古臭い感じはせず、きれいな映像でした。
前にテレビ版(1977年版)を見たことがあるのですが、それに比べると、
映像へのこだわりが見られ、映画らし…
記録。
金田一最初の事件。短編なのにこの完成度。
素晴らしい。
あのトリックを映像で観れるなんて。
ただ現代に置き換わっているので
金田一の格好がヒッピー風になっているんだけど
この際気にならない。…
「因果はめ〜ぐ〜る〜」悲しい老婆の歌声が、大林宣彦の歌詞と、水車と琴の音の響きを伴って、この悲しい物語のオープニングを飾る。
原作の難しいトリック、その文字から想像するしかなかった仕掛けを、ちゃん…
金田一耕助第一作。
舞台は現代にしている為、まさかのジーンズ姿。
でも、雰囲気は感じられる。
本陣は、あのトリックと動機に驚きしかない。
現代になると、あの動機が通用するのかな?って思う。
あれは…
金田一耕助シリーズといえば、市川崑監督と石坂浩二主演というイメージが強く、この参品の金田一のジーパンにラフな格好に驚くことであろう。
脚本も演出も見事。ATG制作ということで低予算であるにもかかわら…