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マチェーテのhasseのレビュー・感想・評価

マチェーテ(2010年製作の映画)
3.7
演出5
演技4
脚本3
音楽4
撮影4
照明3
インプレッション3

○「人間になる必要はない。俺は神話だ」(マチェーテ)

こってりしたB吸映画のテイストに、移民問題に警鐘を鳴らす社会派ドラマのスパイスがぴりっときいている。
ストーリーのぶっ飛び具合は想定の範囲内。個性的なキャラクターたちと、血塗られたバイオレンスアクションシーンが見物だった。お気に入りは、英雄ルース宅を襲撃したブースの手先をマチェーテが殺戮したあと、家が爆破され、中の死体が駆けつけたジェシカ・アルバの車のボンネットに降ってくるシーン。また、病院の逃亡劇、マチェーテが敵の腹をかっさばいて腸を引きずり出し、それを命綱にして建物の外へ逃げるシーン。
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