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変態小説家の753のネタバレレビュー・内容・結末

変態小説家(2012年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

サイモン・ペッグ目当てで借りたが、B級の作品にしては群を抜くほど映像が綺麗。まさかストップモーションアニメ風?の映像がでてくるとは思わなかった…あまりかわいくはないデザインだが。

あとタイトルのセンスのなさがクソ!!!!!!!!!

この映画では主人公が妄想にとりつかれ、なにが現実でなにが妄想かわかりづらい取り方になっていて、視聴者はそれらをひたすらに滑稽だと感じながらみる映画だ。
おそらくその滑稽な部分がコメディ要素なのだろうが、ツボが合わなかったのか…みている間は主人公を穴掘って埋めたいくらい恥ずかしかった!!!
主人公が自分から決意して行動を起こし、自ら問題を乗り越えようとするところにはドラマ性があり、感動できる。しかし、この映画では主軸とは別のところで起きている問題があり、その謎についてはついにラストシーンでも明かされない。話の中では直接関わらないといえど、それを大きく扱うこともあるので、視聴者の中にはどうもその方が気にかかってしまい、主人公の成長という要素が薄まってしまうのではないかと考える。
なんにせよ、私は突飛な展開をみせるストーリーが好きで、この脚本を考えた人のことは評価に値すると思う。

あとね、主人公が途中でまともなカッコして外出するシーンがあるんだけどね、最高に可愛いよ!!!!
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