度々映像化されてきたクリスマスキャロルを初めて見た。子供向けのCGアニメ映画かと思いきや、大人が見ても充分怖めの演出やファンタジックな展開が所狭しと散りばめられていて、眠くなることはなかったように思う。お伽話さながら、戒め的な要素も強いので子供も大人も楽しめる作品と言える。ジム•キャリーがマスクを被っているようにしか見えない主人公や、彼特有の現実離れした動き、表情はCGである必要性を疑うほど。クリスマスに見たので空気感を楽しめたのも良かった。アニメ映画なのに可愛らしいキャラクターがほとんど出てこないのにも個人的には好感がもてた。
