地底獣国

キラー・スナイパーの地底獣国のレビュー・感想・評価

キラー・スナイパー(2011年製作の映画)
3.7
これがフリードキンの遺作かと勝手に思ってたら本作のあと、アモルト神父のドキュメンタリーとケイン号の叛乱裁判を描いた作品も撮ってたらしい。

それはともかく登場人物のほぼ全員クズかゲスばっかり、そいつらに較べたら妖精みたいに見えるドティにしても大概アレな人だし、結局彼女も含め皆んな揃いも揃って自己中で短絡的という絶対おもろいやつやんっていう徹底ぶり。マコノヒーの変態さんぶりも拍手したくなるぐらい最高に最低(フライドチキンと◯⚪︎◯◯◯ってちょっと語呂が似てる)。終盤、地獄のディナーからのドタバタ劇はホント視てて腹痛なったわ。

ラストのドティの台詞、2パターンの意味が頭に浮かんだけどどうなんか?

おまけ:本作でもドキンのハラスメント演出は健在だったようで、ジーナ・ガーション曰く、クランクイン当初は優しく接してくれたのが後半どんどん態度が素っ気なくなっていったそうな。彼女の解釈によると、自分が演じたシャーラは映画の前半と終盤では印象が変わるので、それに合わせるように監督も態度を変えていったという事みたいだが。
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