swansong

極底探険船ポーラーボーラ/最後の恐竜のswansongのレビュー・感想・評価

2.7

ぺこぺこぺこぺこぺこ …

「まだ見ぬ楽園」を求めて、¥2,800- (税別)ぐらいのブリキの玩具にしか見えない極底探査船ポーラボーラ号が、ものすごい勢いで北極圏の海底を掘り進む!

さあ、やるせない「罰ゲーム臭」が濃厚に漂う、日米合作Z級冒険活劇のはじまりはじまり♪

暑苦し~い大富豪のおっちゃん率いるポーラボーラ号チームがやがてたどり着いたのは、"ぷよぷよした恐竜" と "醤油顔の原始人" たちが闊歩する「日本の長野県そっくりの地底世界」でしたぺるしだぁ。


… とかなんとか、いきなりディスっちゃいましたけど、円谷プロはこのような劣悪な条件のもとでも精いっぱい頑張ってくれてます。

なかでも怪獣サイズの巨大哺乳類が画面奥からこちらに向かってドドドと突進してくるカットは秀逸でしたね~。

成体レギオンやカイザーギドラと同じく、中に人がふたり入ってる着ぐるみが猛然と走る姿は、かなりの迫力♪

こんなヤツにだけは追いかけられたくないなぁ。

まあ正直なところ、そこ以外には見処がほとんどない映画、とも言えるんですが … (笑)

あ、ナンシー・ウィルソンが歌う007風のテーマソングは良いですよ♪

https://youtu.be/ZubZ5BU9nrg
swansong

swansong