Yonda

モリー先生との火曜日のYondaのレビュー・感想・評価

モリー先生との火曜日(1999年製作の映画)
4.2
原作小説がとにかく大好き。
10代で出会って本当に良かった作品。

モリー先生からの言葉は、多感な時期にはよりダイレクトに響いて、生きていく上での栄養源となり、自分の血肉となるよう繰り返し反芻してきた。

いつかは訪れる死に対して、
こわさや悲しみの受け入れ方、人生を深く味わうコツや眺め方、意義、楽しみ方をユーモアも交えながら静かに語りかけてくれる哲学的作品。

実話だということが。
本当にこんな言葉を語りかけてくれる人がいたということが、心から嬉しい。
私も原作小説、映像化を通してモリー先生と出会えたこと、本を開けば映画を観ればいつでも会えることか、心から嬉しい。

生きる意味を探してもがいている人へ。
原作未読の方にも是非、活字で味わうこの素晴らしさにも包まれて欲しいです。

"Giving is Living"
(与える のは 生きている ということ)

"人生は対立するものの引っ張り合いだ。
どっちが勝つって?
そりゃ愛さ。愛はいつも勝つ"

"互いに愛せよ。さなくば滅びあるのみ"
Yonda

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