キム・ガンウ主演作品ということで鑑賞しました。
評価が著しく低いので、かなり覚悟しての鑑賞だったのですが、意外や意外で個人的にはかなりハマりました。
話はお金持ちの財閥一家のドロドロを描いたもので、キム・ガンウはその一家の実権を握っている母親の秘書的な立場で登場します。
終始冷たい感じで派手な演出もなく静かに進んでいく物語にかなり引き込まれました。
サスペンス要素の描き方も好きでした。
あと劇中の音楽とかエンドロールの歌も良かったです。
あとはキム・ガンウがめちゃくちゃかっこよかったです。
裸の肉体美もさることながら、スーツを着てもがっしりしてる体つきもとても魅力的でした。
欲を言えば映画のテーマがテーマなので、もうちょっとおどろおどろしい感じの演出をして欲しかったとは思いました。
あと、終盤の一家の息子との殴り合いはもうちょっと頑張って欲しかったのと、メイドさんが突然オカルトチックになる演出はいらなかったかなと思いました。
本作品はハウスメイドという作品の続編にあたる映画らしいので、機会があったらハウスメイドも鑑賞してみたいと思いました。