ローズまりぃ

ヘルレイザー3のローズまりぃのネタバレレビュー・内容・結末

ヘルレイザー3(1992年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

174本目。
今回はリポーターが主人公なだけあってなんでどうして何?みたいな質問攻めでうざかった。でもピンヘッドから逃げるシーンは迫力があってワクワク感が前作よりも全然違ったのはGOOD。


1人の男がピラミッド・ギャラリーにやってきた。持ち主らしき男から複数の顔や体が組み合わさった不思議な彫像を買い取る。初めて現場を任されたリポーターのジョーイは救命室に誰も運ばれないことに不満を抱いていた。結局リポートは終わりジョーイは帰ることに。ジョーイは救命室を出るがどういうわけか人の気配がない。とその時急患が救命室に運ばれた。体から鎖を生やすという奇妙な状態にある男は治療する間もなく突然頭が吹き飛ぶ。事故現場に居合わせたという女性はボイラー・ルームにいたと話した。翌日ジョーイは昨夜見た不可思議な出来事をスクープにするためボイラー・ルームに足を運ぶ。事故現場に居合わせた女性はテリーという名前だと分かるが話しを聞くことはできずジョーイはオーナーに名刺を渡して去る。その日の晩テリーから電話がかかってくる。テリーは恋人に部屋を追い出されていたため家に泊めてくれるなら話をすると持ち掛けた。テリーはジョーイがふと漏らした夢について聞きたがる。ジョーイは自分が生まれる前にベトナムで不慮の死を遂げた父を助けようとする夢を見たと話した。その後テリーは昨夜の男は店の前で倒れていたと説明し彫像から盗んだ箱から鎖が出てきたと明かす。彼女はその箱を持ってきていた。その頃オーナーは彫像に近づいていた。箱が盗まれた部分には穴が開いておりそこから奇妙な音が聞こえる。気になったオーナーは穴に手を突っ込みネズミに噛まれた。その際に飛び散った血を浴び彫像が光を帯び始める。
翌日ジョーイは改めて詳しい話を聞く。テリーはガラクタ店で彫像を見つけ前の彼氏であるJ.P.、つまりはオーナーに購入を勧めていた。その結果オーナーは彫像を購入し1人の男が鎖に殺されるという悲劇が起きてしまった。ジョーイとテリーはガラクタ店に足を運んだ。その店は1週間前から休業状態にあり通りがかった住民から先週に買い物できたのはありえないと言われる。手掛かりを得るために2人は店の中に忍び込み箱に関する資料を発見した。ジョーイはファロン博士に連絡しカースティ・コットンのビデオを手に入れたいと申し出る。その間にテリーは部屋を出て行こうとするがジョーイからいつまでもいていいと言われ感激を隠せなかった。オーナーのJ.P.は気に入った女を連れ込みよろしくやった後部屋から追い出そうとした。怒った女は怒り狂い想像の前で罵るがその瞬間、彫像から生えた鎖に貫かれ取り込まれてしまう。彫像の顔の1つピンヘッドが目覚めピンヘッドはJ.P.の人を殺したい欲から両親を殺した邪悪さを見抜き共に世界を支配しようではないかと持ち掛ける。当初は悪魔の手先にならないと反対していたJPだったが最終的には説得され仲間になることを決める。ジョーイはカメラマンのドクからカースティのビデオを受け取る。ビデオには現在精神病院に入院しているカースティが箱の封印を解くと悪魔がやってくると話している様子が映っている。途中映像が乱れ軍服を身にまとった男が「彼女を信じろ。ジョーイ」と呼びかけた。(ピンヘッドが人間だった頃じゃん…)1人で部屋にいたテリーは箱を触ったその時J.P.から会いたいと連絡が来るが彼女は断る。しかしジョーイ宛に番組が持てると伝言が来たことで考えを変え「栄転おめでとう。嘘つき」と書き置きを残しJPに会いに行く。
彫像がある部屋でテリーとJ.P.は話をすることに。書き置きを見たジョーイは再度悪夢を見て目を覚ます。テレビ画面のノイズが乱れ軍服を着た男が「私を助けてくれ。ジョーイ」と呼びかけた。J.P.はテリーを生贄として捧げるつもりだったため襲い掛かる。テリーは反撃し逃げようとしたその時ピンヘッドが呼び止め2つの選択肢を与える。それは夢のない世界に戻るかそれとも夢のある世界に行くかというもの。説得されたテリーは言われるがまま恨みのあるJPを彫像の前に持っていきピンヘッドはJ.P.を食らい完全な復活を遂げた。ジョーイは1人寝ていると「窓辺に来るんだ」という声に導かれ窓に近づく。窓の外には箱を持った軍服の男がいる謎の空間が広がっておりその部屋に踏み入ると突然壁のドアが開きドアに入った途端天国と地獄の間にあるという煉獄に移動した。そこでジョーイは軍服の男エリオット・スペンサー大尉と対面。亡霊と化している彼の目的は地獄による世界の支配を食い止めることにあった。戦争の夢というのは繋がっておりジョーイが父を探す夢を見ていたことからエリオットは彼女の存在を知った。エリオットは現実世界では無力で現実世界に出現したピンヘッドという怪物はエリオットそのもの。戦争で生き残ったエリオットは快楽を求めて箱の封印を解いてしまい怪物と融合したのだった。そうして地獄に仕えて数十年カースティによってエリオットの魂は解放されたが力では怪物(ピンヘッド)の方が上。そのためエリオットは地獄に通じる扉を閉じて怪物を閉じ込めるつもりでいる。地獄に通じる扉は箱にありジョーイの役割は箱を餌にピンヘッドをおびき寄せ窓を通り抜けさせて夢の世界に移動させること。そうすればエリオットが夢の世界で力を振るうことができるためである。
ボイラー・ルームのパーティーにてピンヘッドは集まった客を次々と殺していく。そのニュースを知ったジョーイは唯一頼れるカメラマンのドクを呼んだ。ジョーイはボイラー・ルームにつくがドクの姿はどこにもない。彼女は1人で店の中に入るととんでもない数の死体が無造作にあり先についていたドクも首チョンパですでに殺されていた。ピンヘッドと対面したジョーイは攻撃されそうになるが箱のおかげで助かりそのまま箱を持って町の中を逃げ回る。悪魔の力によって街はめちゃくちゃになり色んなものでジョーイを殺そうと迫ってくる。人も次々と死んでいった。さらにピンヘッドはドクを始め殺した人物を自分と同じ魔道士に変えジョーイを追い詰めていく。ジョーイは教会に飛び込み神父に助けを求めた。しかし神父は悪魔を架空の存在と思っていたため何もできない。ただピンヘッドが神父に気を取られていた隙を突きジョーイは箱のパズルを組み替えつつ教会の外に逃げ出せた。(脳から釘みたいのでなんか取り出して手に刺してるの気持ち悪…)ジョーイの前にテリーが現れテリーもまた魔道士に姿を変えていた。魔道士たちに囲まれたジョーイは箱のパズルを解くことに成功し結果魔道士たちは箱に吸い込まれていった。
気づくとジョーイは父が死んだ戦場におりジョーイはご褒美だと感じ死んだ父に抱き着く。父から用済みになったものはないかと言われジョーイは箱を渡す。その時ジョーイは父が自分の名前を知っているのはおかしいと気付いた。実はピンヘッドは吸い込まれておらずジョーイの夢の中に入り込んで箱を手に入れるつもりだったのだ。まんまと箱を手に入れたピンヘッドはジョーイを殺そうとするがジョーイは自分の夢の中だったため心の窓を通り抜けそれによってジョーイとピンヘッドは違う場所に移動。ついにピンヘッドとエリオットが対峙。エリオットはピンヘッドとの同化を試みジョーイに私を地獄へ送れと叫んだ。ジョーイは刃物が出てくるパズルを組み換えピンヘッドを箱の中に封印しそうして戦い終えた彼女は箱を建設現場のコンクリートに埋めた。
ローズまりぃ

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