Ryu

PARKER パーカーのRyuのレビュー・感想・評価

PARKER パーカー(2013年製作の映画)
3.6
強盗のプロフェッショナル パーカーは4人の仲間と共にオハイオ州のフェスで強盗を行う。強奪には成功したが、仲間の1人が計画を一部変更した結果、民間人に犠牲者が出てしまう。罪のない人は殺さない、庶民からは奪わない をルールにしていたパーカーは怒り、次のヤマへの参加を拒否する。仲間割れを起こし、他のメンバーはパーカーを殺そうとするが、彼は一命を取り留める。パーカーは彼らに復讐することを決意する。

久々のステイサム摂取です。今作はジェイソン・ステイサム主演の作品の中でもかなりステイサム色が強いと思いました。主人公は犯罪者にしては優しくて、めちゃくちゃ強い ってキャラクターはお馴染みですね。
アクションはステイサム作品の中ではどちらかというと、派手さは控えめだったかな。爆発とかもそこまでないし、発砲数もめちゃくちゃ多い訳ではないです。でも肉弾戦の激しさは秀でており、見応えはしっかりとあります。出血量もハンパなくて、見てて「痛い痛い痛い」って思っちゃうほどです(笑)。
復讐ものなのですが、敵がそこまで強くないし、クセもあんまりないのがちょっと残念。ステイサムの敵役はちょっとクセありで、強さも備わってるヤツが欲しくなります。
不動産業者のジェニファー・ロペスがフロリダ パームビーチの案内みたいな感じでお助けしてくれます。相変わらずものすごい美貌ですが、当時でもう40歳を超えているだけあってか、役柄はそこまでセクシーな感じではなかったです。お助けキャラにはなるんだけど、ちょっとそそっかしくて、どちらかというとおばさんキャラっぽかったです。でもそれはそれで魅力的でした。
ストーリーもアクションも、何もかもがド定番で、期待値を超えてくることはありませんが、やっぱりステイサム作品はこうでないと(笑)。安定のステイサムクオリティで、何にも考えずに楽しめる作品でした。
Ryu

Ryu