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箱入り息子の恋のbokusayuriのネタバレレビュー・内容・結末

箱入り息子の恋(2013年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

単純にキュンキュンしてしまう映画だった。
星野源好きで、見始めたけど、やっぱ最近の逃げ恥で星野源は顔垢抜けたなという印象。

肝心のストーリーでは、障害者に恋をするということに対しては、そこまで壁を感じることはないと思うが、(そもそも障害があるということに最初は軽く捉えがち)
好きになった後、付き合った後の関係性がいかに大事かは、本当に分かった。健太郎のサポートは最初はぎこちないけど、段々と慣れて行くシーンがとても良かった。

骨折してしまい、雨の中杖と傘を使って、転倒した健太郎は不便な思いを感じ、障害者は誰にでもなる可能性があるということと、誰かの力を借りないとスムーズに行かないと感じたのではないだろうか。
菜穂子はその後、自分の力で歩き出せるように頑張って、健太郎がいなくても誰かに助けてもらわなくても出来るように努力してる姿が映った。

しかし、菜穂子の本当の気持ちに気付いた健太郎の行動力は、やはり愛情ゆえだと思う

最後の点字の手紙を打つ健太郎とそれをフフフと読む菜穂子のシーンで終わるのが良かった。
やっぱ健太郎の愛は点字を打つ度に伝わってくる 。あの細かい作業をやり通して菜穂子に想いを伝えるというのが、すごく愛情たっぷりで
ハッピーエンドでした。
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